大道芸通信 第351号

大道芸通信351ー①号.jpg大道芸通信351ー②号.jpg疫 神 を 送 る

今月七日までで終わるはずであった新型コロナ対策として発令された緊急事態宣言であったが、案の定来月七日まで一ヶ月延長されることになった。先月宣言発令するにあたり「一ヶ月後には必ず収束させる」と大見得を切ったが、政府として行ったことは、国民に対する外出自粛と飲食店の営業時間短縮だけである。一方自分たちは、飲み食い自由、好き勝手なことをしながら何の対策も取らなかった。
 江戸時代は、疫神人形を作って海へ流したりしたが、それすらせず、やりたい放題を続けた挙げ句、ツケだけ国民へ廻すから質(たち)が悪い。どうせ反省も何もせんだろうが、江戸時代の疫神送りの一端を紹介する。

『嬉遊笑覧』が引用する随筆『塩尻』に次の話がある。
正徳四年(1714)四五月頃、長崎の港に疫疾が流行した。これが六七月になると京都にまで達した。これにかかった家の人たちは大変苦しんだ。そこで京都の人々は、疫神の人形を作り、夜になるのを待って数十人が金を包んで川へ流した。こんな騒ぎは前代未聞であった。
 さて現在のコロナ対応。近隣諸国では全員のPCR検査をして、かかった人とかからなかった人の区分をはっきりさせた。かかった人は即入院、そうでない人は無罪放免とすぐに対応した。
 一方何処かの国は、国民の多くが検査を求めても、決して首を縦に振らず、そのうち直ると、根拠のない楽観主義。挙げ句コロナが判明しても入院できず、自宅待機しろと。その間にも感染者は数を増やし、待機している間にあの世行き。
期待のワクチンも、国内では生産できず、輸入頼みとは。しかも相手国の都合により、遅れに遅れ、未だに輸入時期を確定出来ない有様。江戸時代と変わらず、ひたすら拝むだけ。それ以上の対応は、相手から馬鹿にされて出来ず。ツケを国民へ回して我慢を強いることだけの同調圧力。
 それで効果がないなら罰則だ罰金だと、ヒステリックに吼えるだけ。政治屋稼業とは、何と気楽なものよ。 気楽ついでにもう一つ。
『東海談』より、享保十八年(1733)七月上旬より江戸に疫病流行り上下貴賤皆これに当たり、同月中旬には街から人通りが消えた。医者に言わせると、所謂天行時疫というものか、と。対応方法は、村里の人と共に藁で疫神の形を作り、鉦や太鼓を鳴らして送り、南海へ流せと。これをしても官は咎めないから安心しろ。
『日次紀事』に送レ疫鬼 というのを載す。疫病というものは、寒さの残る春の初めに流行る。そうすると民間では、大人も子供も鉦や太鼓を鳴らして疫鬼を追う。或いは常緑樹の枝で小舟を作り、郊外へ捨ててくる。或いは牛が食うような生草で人形を作り、野外へ捨てて帰る。これも疫鬼を祓う一つの術でる。唐土では紙舟を作って同じように水へ流す。
皆が自粛疲れしている今こそ、距離を保ちながら一つの作業をする。中々いい治療法だと思う。人と会うな出かけるなと、今のまま自粛ばかり続けていたら、
コロナが終わったとき(何時のことやらわからんが)には、皆精神疾患を患っていることになりそう。
 反面、強盗トラブルはやめることなく、予算たっぷりとか。医療逼迫といっても忙しいのは勤務医ばかり。医師会に守られた開業医は、高みの見物と許り変わることなく、コロナ受け入れを拒否し続けている。
時疫というものか、と。対応方法は、村里の人と共に藁で疫神の形を作り、鉦や太鼓を鳴らして送り、南海へ流せと。これをしても官は咎めないから安心しろ。
『日次紀事』に送レ疫鬼 というのを載す。疫病というものは、寒さの残る春の初めに流行る。そうすると民間では、大人も子供も鉦や太鼓を鳴らして疫鬼を追う。或いは常緑樹の枝で小舟を作り、郊外へ捨ててくる。或いは牛が食うような生草で人形を作り、野外へ捨てて帰る。これも疫鬼を祓う一つの術でる。唐土では紙舟を作って同じように水へ流す。
皆が自粛疲れしている今こそ、距離を保ちながら一つの作業をする。中々いい治療法だと思う。人と会うな出かけるなと、今のまま自粛ばかり続けていたら、
コロナが終わったとき(何時のことやらわからんが)には、皆精神疾患を患っていることになりそう。
 反面、強盗トラブルはやめることなく、予算たっぷりとか。医療逼迫といっても忙しいのは勤務医ばかり。医師会に守られた開業医は、高みの見物と許り変わることなく、コロナ受け入れを拒否し続けている。

『熈代勝覧』が載せる生業⑭

本号の絵は前回と同じものである。共に室町一丁目である。前号は右下の野菜売りまでだったので、左隣の魚を買った男が、料理に合う野菜を選んでいる所から続ける。

●魚に合う野菜を選ぶ 男と露店の野菜売り
スーパーやコンビニの発達した現在と異なり、昭和三十年代頃迄は、買い物をする人は必ず入れ物を持参した。桶を持参して魚を買った男は、料理に合う野菜を物色している場面である。

●露店の野菜売り
日本橋と云えば魚市場のイメージが強いが、青果市場である神田市場が近いせいか、思いの外野菜売りが多い。露店の青果市場といった方がいい程に、野菜売りばかりである。葉物専門もあれば根菜類と選り取りだ。

● 火事と喧嘩は江戸の…
弱いもの程喧嘩早い。誰かが止めてくれるのを承知で諍いを起こす。喧嘩を引き分け宥めてくれるのも予定に入ってる。いわば三文芝居だが、只で見れるだけ、喧嘩の方が面白い。場合によっては参加者となって仲裁すれば、一杯にありつけるかも。 手打ちの一杯にありつけるかもと云うわけではないだろうが、すぐ目の前に屋台の一杯飲み屋が出ているなんてできすぎである。

● 燗酒を売る屋台
仕事が終わった後や終わらなくても休憩ついでに、きゅっと一杯やりたくなるときがある。人が働いているのを見ながら酒を飲むのもおつなものである。どうです、旦那!という声が聞こえそう。

●手前から  魚仕入れ 棒手振 そして不明だが、 厨子を背負う六十六部?

 大道芸の会会員募集 
「南京玉すだれ」や「がまの膏売り」など古来から伝わる庶民の伝統文化「大道芸」を一緒に伝承しませんか。練習日は左記の通りです。
 暫くは時間短縮
●第三五一回目 三月十日(水(すい))

●第三五二回目 四月十四日(水(すい))
時間・午後六時ー七時半
場所・烏山区民センター 大広間(二階)

 また、歴史や時代背景を学び、或いは技術を向上させたい人(オンリー・ワンやナンバー・ワンを目指す人)のために、一名から学習会や特別練習も行っています。
●日時 ・場所(随時)
 随時HP掲示板(ほーむぺーじけいじばん)等で通知

編集雑記
緊急事態宣言が発令される度にイベントが消える。
 お蔭で昨年三月以降、全てのイベントが消えた。しかも補償はない。
 仲間や知人の芸人も、仕事がなくて困っている。そろそろ貯金も尽きた。後は……しか、と。本気で考える人ばかり増えた。「生活保護がある」と、何処かの口先総理が言う。「嘘つけ!」と小生。これが現実。嗚呼!

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